北海道農業担い手センター

北海道担い手センター(以下、担い手センター)は、21世紀の農業従事者を育成・確保するための総合窓口として、北海道の各市町村、農業関係機関、団体によって設立されました。
担い手センターでは就農促進活動、研修教育体制の整備など総合的に支援します。

就農促進活動

農業外からの新規参入、Uターンなどの新規就農希望者や農業体験実習者からの相談に応じ、研修先や実習先の情報提供や紹介を行っています。
就農までの流れや必要な知識、技術などに関するアドバイスもします。

研修教育体制の整備

新規就農者の受け入れのため、研修生の受け入れ農家や担い手育成関係者を対象とした研修会を開催。
農業研修中の研修生の生活助成、傷害保険掛け金の一部助成を行っています。

農業次世代人材投資資金

北海道が認める研修機関で研修を受ける場合、予算内の範囲で年間150万円、最長2年間交付する制度です。
1万円以上の借家等に住居する場合に家賃の1/2以内(最大1万円)を助成する就農研修者家賃助成事業もあります。
研修生だけではなく、研修生受入環境整備支援事業というのもあります。
受け入れ体制が整備されていて、担い手育成委員会により審査、採択された受け入れ先に、設備・備品の設置経費1/2(最大200万円)を補助する制度です。

新規就農研修の紹介

北海道内で新規就農研修の受け入れを希望している市町村を紹介します。
就農に向けて、実践しながら技術や経営のノウハウを学びます。
この期間は地域の人々と交流することで信頼関係を築く大切な期間です。
就農に向けた準備期間となるので、希望する地域で研修を受けることが望ましいでしょう。
研修期間は2年以上の実践研修が必要です。

新規就農・農業体験相談の開催

新規就農・農業体験・法人就職をキーワードに北海道での農業についてわかりやすく説明する個別相談です。
これまで東京・大阪で開催されていた個別相談ですが、現在はオンラインでの開催になっています。
そのため、全国各地で相談できるので気軽に参加してみてはどうでしょうか。