Bさんの就農体験について
兵庫から移住をしてきた、Bさんはそれまで神戸の食品会社で働いていました。
奥さんの農業をやってみたいという希望に沿うように、就農をする事をきめました。
自然豊かな町での就農は思ったよりも楽だったそうです。
Bさんは町が企画している研修制度を上手く利用しています。
いくつかの候補をピックアップしていましたが、担当者の対応が一番良かったのが今住んでいる町だったそうです。
担当者の方からも是非移住してきてくださいと言われて、出来るだけ早く移住したいと思うようになりました。
研修制度を活用すると手当をもらいながら、農業を学ぶ事ができるので、最低限の生活は問題なく出来るようになるので、勉強に集中することが出来るようになるというメリットがあります。
住宅なども担当者が仲介してくれて、快適な物件を紹介してくれたので、大満足でした。
改修中の空家でしたので、格安なので、お得感満点でした。
師匠の存在
研修中は、師匠とも言える指導者が農業の指導をしてくれるという恵まれた環境にありました。
師匠の存在は、大きな意味をもっていて、いろいろなことを短期間で習得することが可能になりました。
研修が終了すると、自力で農業をする事になるのですが、研修後も師匠に何でも相談することができるのは非常にたすかりました。
農業人口が減っている中で、農業をするために町に来てくれた人ということで町の人も非常に良くしてくれたのもとても嬉しく感じました。
その土地の特産物を栽培すること
その土地の特産物を作るようにするのは、生産量を安定させる意味で大きな意味をもっています。
周囲の人達が同じような産物を作っていますので、ノウハウを簡単に教えてもらうことができます。
また、流通ルートも確立していますので、収益を上げやすくなります。
Bさんはパプリカの栽培を最初スタートさせました。
冬場の過ごし方
農作物の収穫は、夏場がピークとなりますが、冬場何もしないでいるのはもったいないということで、Bさんは冬場も栽培をしています。
大根の栽培と収穫を行うようにしています。
体が資本の農業ですので、出来るだけ効率化を図ることもしています。
最近はやりのIoT農業を積極的に取りいれることをBさんはしています。
体の負担を減らすことができるのは大変魅力的であるといえます。
今後の課題としては、6次産業化であるといえます。
自分の栽培した、作物にどのようにして価値を与えて、提供することが出来るようになるのかを考えて行きたいと考えています。
農作物を使ったレストランを開くのが目下の目標となっています。
順調に農業生活をスタートさせて、楽しい毎日をBさんは過ごしています。