農業体験に参加したきっかけ
就活が無事終わったのですが、以前から農業に興味があったので、もし機会があれば地方で農業をしてみたいと思っていました。
インターネットで農業に関する情報を収集していた時に、友人を通して農場体験に関する情報を受け取りました。
都会の生活よりも地方での生活に憧れていたこともあったので、農場体験の情報を知った時点ですぐに応募してみることにしました。
内心不安もありましたが、とにかくやってみないことにはわからないので、挑戦してみました。
農場体験では、農作物の植え付けや、畑の雑草取り、石ころなどの障害物を取り除くことを行い、作物の生育に合わせて間引きを手伝ったり、害虫駆除をサポートしたりしました。
待ちに待った収穫では、とれたての野菜を直に収穫し、出荷できるものとそうでないものとの選別や、箱詰めなどをお手伝いしました。
苦労したこと
大変だったのは、やっぱり雑草を取ることです。
雑草はとにかく次から次に生えてきますし、抜くのに終わりがありません。
いつになったら終わるんだろう、と思いながらとにかく草を抜き続きました。
あとは春先にたくさんの花が咲いたのですが、これも雑草になるので抜かなければいけなかったのがとても辛く感じました。
でも農作物を作るのに欠かせないんだと自分に言い聞かせて、畑の手入れを行いました。
体力を消耗しますし、中腰で作業するので、とても疲れました。
やってるうちに辞めたくなりましたが、自分からやりたいと思ってきたのだから、と自分に何度も言い聞かせて苦労を乗り越えることができました。
参加してよかったこと
複数の種類の野菜の作付けができたのが楽しかったです。
自分で育てた経験がなかったのですが、作付けした野菜がだんだん成長するのをみて、とても楽しく感じました。
自分で作ったものを試しに食べてみたのですが、とても美味しく、しかも自分が精を出して作ったこともあってとても満足しました。
大自然の中で農作業を行えたのも、とても良かったです。
都会ではこんなに広大な大自然に囲まれる機会はまずありません。
山や川、鳥などに囲まれて、静かに時が流れていくのを感じた時に、日頃のストレスも吹き飛んでしまいました。
もちろん、農作業は楽ではありません。
苦労も多いのですが、その分収穫体験ができた時には、これまでの苦労が一気に吹き飛んでいきました。
やっぱり農業をやって良かった、と感じることができたのも収穫に参加できたからです。
休みの時には、体験に参加している仲間やファームの方と一緒に山登りをしたり、山菜を摘みに行ったりと経験したことがないことが体験できたのがとても良かったです。
体の疲れはありますが、精神的に充実した研修でした。