農家の収入について
日本では農業人口がへりつつあります。
食糧自給率が低い日本において、これはあまりいいことではありませんが、実際に農家を継ぐことをしない人が増えてきています。
若い人が農業を嫌がる理由はどんなところにあるのでしょうか?
額に汗をして仕事をするというかなりハードなイメージが農業離れを増長させているのかもしれません。
しかしながら、最近はハイテク技術の導入も行われるようになってきているので、昔ほど大変な作業があるということではありません。
農業で稼げる年収の平均は150万円から300万円と言われていますので、一般的にはサラリーマンをした方がお得であるというのも農業離れの要因なのかもしれません。
親から受け継いだのであれば、初期投資は必要ありませんが、新たに農業をするという場合には、初期投資が必要になってきます。
トラクターなどを新たに購入すると1000万円以上の資金が必要になります。
ローンで返して行くには、なかなか大変な金額となります。
初期投資なしで農業をスタートするのが最良の方法ではありますが、あまりにも古い装置を使ってしまうとトラブルの原因になってしまいますので、それなりの初期投資は必要であると考えるべきです。
農薬などのランニングコストも考えておかなくてはなりませんので、農業で生活をしていくには300万円以上の収入が必要であると考えるべきでしょう。
また、いつ起こるかわからない天災対策も必要になりますので、その分の費用もあらかじめ形状しておくべきです。
収入の相場
データによりますと、農業従事者の40%が年収300万円以下です。
この場合には、何らかの副業をしないと生活が成り立たなくなります。
300万円から500万円の年収が23%となっていて、このくらいの年収ですと副業なしで生活をすることが可能になります。
更には500万円から1000万円の年収の脳かも26.5%となっています。
1000万円以上の年収を得ている農家の方も1割程度存在しています。
高収入の秘密
高収入を得ている農家は品種改良などを行って、オリジナルブランドの生育に成功しています。
何らかのアイデアが高収入を生み出しています。
ネット販売などを利用して、マージンを削減することによって、収入をアップさせている農家も多く存在しています。
結局のところ、アイデア次第と言ってまちがいないでしょう。
時代のニーズに合わせた農業
時代のニーズに合わせて農業を行って行くと、公的資金の援助をうけやすくなります。
昨今ですとSDGsを意識した農業を行うというものがあります。
また、オートメーション化によって、農業の効率をアップさせるという方法も検討すべきです。
ドローンなどを使って、農薬を散布するような方法を導入すると農作業の負担を大幅に減らすことも可能です。